ＮＯＫのグループ会社であるメクテックは８月１日、ヤーマンと共同開発した「ハイド口ゲル付きストレッチャブルＦＰＣ」が、同日にヤーマンから発売されるウェアラブルＥＭＳ美顔器「デザインリフトモア」に装着する口もと用の電極シート「ストレッチフィットシート」に採用されたと発表した。
「ハイド口ゲル付きストレッチャブルＦＰＣ」は、全方位に伸縮して身体にフィットしながら効率よくＥＭＳの電気信号を伝えるフレキシブルプリント基板（ＦＰＣ）。今回の採用は ２０２３年11月に発売した目もと専用ＥＭＳ美顔器「デザインリフト」に続いて２回目となり、前回同様メクテックの牛久事業場にて生産する。メクテックでは、引き続き、高品質な製品を安定して供給していく。
「Ｅｓｓｅｎｔｉａｌ Ｃｏｒｅ Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇー社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げる同社グループのメクテックは、ＦＰＣのリーディングカンパニーとして材料開発、機能に応じた形状・回路設計を強みとし、電子機器の進化に貢献している。「ハイド口ゲル付きストレッチャブルＦＰＣ」は、メクテツク独自の技術で、本来伸縮性のないハイド口ゲルをストレッチャブルＦＰＣに追随するよう加工した。また、複数回の使用を想定し、粘着力のある１ｍｍの厚さのハイド口ゲルを使用しながらも、断面からハイド口ゲルが漏れ出て起きる不快な使用感を抑えるため、独自のプレス（打ち抜き）加工技術を開発した。
ストレッチャブルＦＰＣ
多層ＦＰＣ
サンプル全長11センチ
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