旭化成と日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を運営するエイコンは8月2日、オープンなディスカッションで未来の可能性を共に考えるプログラム「Asahi Kasei Value Co-Creation Table 2024」を開始すると発表した。同プログラムで「次世代のサステナブル」を共に切り開く企業のエントリー受付を開始する。
両社が実施する同プログラムは、2022年度「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」、2023年度「Asahi Kasei Value Co-Creation Table 2023」に続き、3年目の取り組みとなる。
旭化成では、各事業部門/各研究開発部門に加え、企画部門が連携して本プログラムに参画し、応募アイデアごとに各テーマの共創可能性を連携して探索する。またエイコンは、同プログラムの企画から設計・運用・PR戦略まで、今年度も運営全般を強力にサポートする。
旭化成グループは1922年の創業以来、約100年の歴史の中で、様々なパートナーとつながりながら積極的に事業ポートフォリオを転換し、社会・環境の変化やニーズに対して、昨日まで世界になかったものを提供してきた。
そして、世の中に求められるサステナブルな価値の提供を目指すこのプログラムも3期目を迎え、毎年多数の共創プロジェクトが進行している。旭化成の技術とパートナー企業のサービスやプロダクトなど双方のリソースを活用し、サステナブルな社会の実現に向けてオープンにディスカッションすることで、共に未来の可能性を見出していきたいと考えている。
同プログラムの参加メリットは「旭化成の事業部門/研究開発部門がコミット」、「幅広いパートナーとのあらゆる可能性を追求」、「旭化成が持つ様々なアセットを活用」の3つとしている。
また、同プログラムの募集テーマは、「高純度な結晶セルロースの新たな活用方法の探索」、「旭化成の新規樹脂を活用したリサイクル可能な材料、製品の共同開発」、「建築廃材・廃棄物のサーキュラーエコノミーの実現」、「人びとの安全なくらしを守る建材、建築物の強靭化」の4つとなる。
旭化成らがアイデア募集 サステナでプログラム開始