タイガースポリマーの25年3月期第1四半期決算は、売上高が118億9100万円で前年同期比3・4%増、営業利益は7億700万円で同3・0%増、経常利益は11億4600万円で同1・9%減、四半期純利益は7億2700万円で同0・8%増となった。
セグメント別では、日本の売上高は55億2600万円で同5・0%増、セグメント利益は1億3500万円で同23・1%減となった。ゴムシート類・ゴムマット類の販売は減少したが、自動車部品・家電用ホース・産業用ホースの販売が増加した。
米国の売上高は55億2200万円で同12・8%増、セグメント利益は5億4600万円で同38・0%増となった。米国では、産業用ホースの販売は減少したが、自動車部品は販売が増加、また円安による為替換算上の影響もあり、増収・増益となった。メキシコの自動車部品は、販売の増加により増収・増益となった。
東南アジアの売上高は10億4200万円で同14・7%増、セグメント利益は9100万円で同31・9%増となった。タイでは、自動車部品の米州向け販売が増加したこと等により、増収・増益となった。マレーシアでは、家電用ホース・自動車部品ともに販売の増加等により、増収・増益となった。
中国の売上高は9億2400万円で同28・0%減、セグメント損失は7100万円(前年同期はセグメント利益400万円)となった。家電用ホースの販売は増加したが、自動車部品は販売が減少した。
通期の連結業績予想は前回から変更はなく、売上高は500億円で前期比4・5%増、営業利益は34億円で同6・4%増、経常利益は36億円で同16・0%減、当期純利益が22億円で同27・1%減を見込んでいる。