ポリマーTECH Vol.22

2024年08月08日

ゴムタイムス社

ゴム・プラスチックの技術専門誌

『ポリマーTECH』は、年4回の季刊発行で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、技術者インタビュー、活躍する理系女子、最新技術・製品の紹介、ゴム・プラスチック業界に従事する方に役立つコラムなど、ゴム・プラスチックの業界の変化を捉えた情報をお届けいたします。
 ゴム・プラスチックの技術開発に携わる方ばかりでなく、販売や営業に携わる皆様が最新の技術動向への理解を深めるための一冊としてもご活用いただける技術雑誌となっております。
 ゴム・プラスチック業界の発展に向け、新しい取り組みのヒントになる情報を発信してまいります。

  • 判型:B5判89頁
  • 価格:本体2800円+税
  • 送料:350円+税
  • 定期購読:価格11000円(年4回発行)+税
    ※送料は4回分の送料(200円+税×4回)が別途かかります。
  • 発売日:2024年8月
  • 著者:ゴムタイムス社編
  • ISBN:978-4-908565-46-5

特集1
最新二次加工技術 プラスチック接着・加飾技術の現状

◎接着・接合の課題と技術の進展
本間技術士事務所 本間精一
2次加工による接着・接合技術の課題について述べ、課題を克服する技術開発の進展について概説する。

◎環境対応を中心とした今後のプラスチック加飾技術
MTO技術研究所 桝井捷平
後の加飾は、SDGs、CASEなどの国際目標にそって、CO2排出削減につながる加飾が求められ、塗装代替(塗装レス)加飾、植物由来樹脂・植物由来繊維複合材料を使用した加飾、軽量化加飾などが重要である。

◎プラスチックの加飾技術の進展
秋元技術士事務所 秋元英郎
フィルム・シートを用いた3次元加飾技術(フィルムインサート成形、金型内転写)、金型内塗装、テクスチャー加飾(シボ等の表面状態の高度化による意匠性付与)、高転写成形についてピックアップして紹介する。

◎3次元加飾ハードコートフィルム(塗装は「貼る」時代へ)
アイカ工業㈱ 岡本真樹
近年、SDGsの考え方が普及するなか、自動車業界では塗装工程のCO2排出量削減が課題となっている。本稿ではCO2排出量が削減できる有力工法の一つとして注目を集める3次元加飾フィルムについて紹介する。

◎出光加飾シートによるポリプロピレン成形品への意匠付与と環境対応
出光ユニテック㈱ 近藤要
近年、資源循環を実現するために成形品のリサイクル性を向上させる方法が盛んに検討されている。本稿では、加工性と耐久性に優れる透明PPシートである出光加飾シートを用いた塗装代替とリサイクル特性について報告する。

◎モビリティ向けIML (Type-P) 加飾フィルム
NISSHA㈱ 松本淳
モビリティの内装加飾のニーズが高まる中、フィルム成形技術の進歩、より使いやすい成形フィルムの開発が求められている。本稿では、自動車内装向けIML (Type-P) 成形加飾フィルムの最近の技術について紹介する。

特設記事
「ゴムの劣化機構と安定化技術」を化学の視点で解説する
ゴム薬品コンサルタント 太智重光

連載

第2回 熱ナノインプリント
大阪公立大学 平井義彦
液晶ディスプレイと背面光源開発の歴史

第2回 液晶ディスプレイの拡大期(その1)
加藤技術士事務所 加藤秀昭

Interview  
活躍するリケジョ/団体インタビュー 

データ
プラスチック統計・ゴム統計

次号予告

ポリマーTECH Vol.22

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