朝日ＦＲ研究員らの共同論文　　学術誌でトップダウンロードに選出

　朝日ラバーは８月８日、同社子会社の研究員の発表論文が、ＷＩＬＥＹ「Ｔｏｐ　Ｄｏｗｎｌｏａｄｅｄ　Ａｒｔｉｃｌｅ」に選出されたと発表した。
　同社子会社の朝日ＦＲ研究所の研究員の三原将氏と早稲田大学武岡真司教授が22年１月に共同で論文を執筆し、学術誌「Ｐｏｌｙｍｅｒｓ　ｆｏｒ　Ａｄｖａｎｃｅｄ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ　Ｖｏｌｕｍｅ　33　Ｉｓｓｕｅ４　２０２２」に掲載されたが、オンライン出版後１年間に非常に多くダウンロードされた論文として上位10％にランクインした。同ランキングは掲載元の世界的な学術出版社Ｊｏｈｎ　Ｗｉｌｅｙ ＆ Ｓｏｎｓにより運営・発表されている。
　同論文では、ポリジメチルシロキサン（ＰＤＭＳ）ナノシートの作製と特性評価に関するもの。ＰＤＭＳは柔軟性があり、生体親和性が高いため、医療やセンサなど様々な分野で利用されている。今回の研究では、ＰＤＭＳを極めて薄いシート状とし、その特性を詳細に解析した。