ラリー北海道参戦チーム TOYO TIREがサポート

2024年08月19日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは8月8日、9月6日~8日の3日間、北海道帯広市を拠点に開催される「XCRスプリントカップ北海道」の第4戦「ラリー北海道」に参戦する8チームに対し、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、同レースでの活躍をサポートすると発表した。
 「XCRスプリントカップ北海道」は、2022年からシリーズ化した、クロスカントリー車両によるラリーレース。シリーズ第4戦の「ラリー北海道」は、FIA(国際自動車連盟)とJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)が開催する、未舗装路を高速で走り抜けるハイスピードグラベルラリーとなる。
 本レースの参戦車両は、帯広市を起点に陸別町や音更町など、山間部の林道に設けられた全行程約630kmのコースを最高時速100km以上のスピードで駆け抜ける。わだちのある林道や砂利道のコースを高速で走破するためには、ドライバーの高度なテクニックに加え、装着タイヤには高いレベルの悪路走破性と耐久性が必要となる。
 本年は、同社ブランドアンバサダーの川畑真人選手がドライバーを務め昨年クラス優勝を果たした「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」、モータージャーナリストの竹岡圭氏がドライバーとして参戦する「圭rallyproject」、マツダの社員がドライバーを務める「TCP‐MAGIC」をはじめとした計8チームにOPEN COUNTRYシリーズを供給し、サポートを行なう。
 同社は、中期経営計画「中計’21」において、OPEN COUNTRYシリーズをはじめとする独自のデザイン性や機能性を有する商品の開発強化に取り組んでいる。今後も、レースを通じて得た知見を商品開発に生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品を届けていく。
 OPEN COUNTRYは、SUVをターゲットとした当社製タイヤの主力ブランドで、1983年に誕生した。同社は、世界でも過酷な国際オフロードレースといわれる「ダカールラリー」や「BAJA 1000」などへのチャレンジで、数々の圧倒的な成績を収めてきた。また、それらの経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックし、製品開発に生かしている。レースで培った高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインは、大型SUVの本場である北米市場で高い評価を得ている。
 また、国内ではタイヤサイド部のブランド名や商品名を白い文字で立体的に表記した「ホワイトレター」を採用した商品が、アウトドアやファッションを志向するユーザー、カスタマイズを楽しむドライバーの間で高い支持を得ている。

ラリー北海道参戦車両

ラリー北海道参戦車両

OPEN COUNTRY R/T

OPEN COUNTRY R/T

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