オカモトの2025年3月期第1四半期連結決算は、売上高が260億6600万円で前年同期比3・4%増、営業利益は25億3800万円で同10・7%増、経常利益は35億9200万円で同9・7%増、四半期純利益は22億1000万円で同19・3%減となった。
産業用製品の売上高は181億500万円で同8・1%増、セグメント利益は6億6000万円で同33・0%増となった。一般用フイルムは、ホームセンター等市況低迷により売上減となった。工業用フイルムは、ステッカー用需要が回復し売上増となった。自動車内装材は、新規受注プログラムの拡大もあり売上増となった。フレキシブルコンテナは、市場全体の需要が減少し売上減となった。
生活用品の売上高は78億9200万円で同5・9%減、セグメント利益は23億4700万円で同3・8%増。コンドームは、新製品の発売及び訪日観光客増加により売上増となった。また、海外も引き続き堅調に推移し売上増となった。手袋は、家庭用手袋は大手得意先取引減少の為売上減となった。医療向け手袋は前年並みとなった。産業用手袋は半導体関連のIT/IC向けが好調に推移し前年並みとなった。
25年3月期通期業績予想は売上高1110億円で前期比4・6%増、営業利益は92億5000万円で同7・9%減、経常利益は104億円で14・0%減、当期純利益は67億円で同9・3%減を見込んでいる。