横浜ゴム、統合報告書を公開 経営戦略と事業活動を報告

2024年08月20日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは8月9日、経営戦略と事業活動の全体像を包括的に報告する「統合報告書2024」を発行し、同社のサステナビリティサイトで公開した。同社グループは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)のもと、事業戦略とサステナビリティの取り組みを一体的に推進し、事業活動を通じた地域および社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく活動を加速化していく。
 こうした経営戦略と事業活動の全体像をステークホルダーに正しく理解してもらうため、業績や事業概要、経営戦略などの財務情報に加えて、社会、環境、人材、コーポレートガバナンスなどの非財務情報を体系的に捉えて報告する統合報告書を2022年から発行している。同報告書は国際会計基準(IFRS)財団が提唱する「国際統合報告フレームワーク」や経済産業省の「価値協創ガイダンス」を参考とし、ステークホルダーの視点を重視した編集に努めた。
 「統合報告書2024」では、昨年の統合報告書に関してステークホルダーから寄せられた意見を可能な限り採り入れ、同社グループがどのように中期経営計画「YX2026」を達成し持続的な成長を果たしていくのかについて、取り組みの背景にあるビジネスモデルと同社グループの描く「価値創造ストーリー」を分かりやすく理解してもらうため、財務および非財務に関わる各取り組みの報告を充実させた。
 同社グループは今後も様々な機会を通してステークホルダーとのコミュニケーションを図るとともに、「統合報告書2024」を含め公平かつ透明性のある情報開示を積極的に行っていく。

統合報告書2024の表紙

統合報告書2024の表紙

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