住友ゴム、ダンロップ装着車両が優勝　アジアクロカン２０２４で

　住友ゴムは８月21日、同社がＤＵＮＬＯＰ（ダンロップ）「ＧＲＡＮＤＴＲＥＫ（グラントレック）」のタイヤを供給しサポートした「ＴＯＹＯＴＡ　ＧＡＺＯＯ　ＲＡＣＩＮＧ　ＴＨＡＩＬＡＮＤ」が、８月11日～17日にタイで開催された「アジアクロスカントリーラリー２０２４」において総合優勝を果たしたと発表した。
　アジアクロスカントリーラリーは、国際自動車連盟（ＦＩＡ）が公認するアジア最大のクロスカントリーラリーで、今年はタイ国内にてスタート／ゴールが設定され、アジアの特徴ある路面状況、自然、気候の中、総走行距離約２１００ｋｍで争われた。
　同社は「ＴＯＹＯＴＡ　ＧＡＺＯＯ　ＲＡＣＩＮＧ　ＴＨＡＩＬＡＮＤ」とタッグを組み、３台の車両にＤＵＮＬＯＰ「ＧＲＡＮＤＴＲＥＫ」を供給しチームをサポートした。
　このレースのために開発されたタイヤは優れた耐久性と走破性を発揮し、ラリー期間を通して１本もパンク等のトラブルやタイヤ交換などによるタイムロスを発生させることなくＭａｎａ　ＰＯＲＮＳＩＲＩＣＨＥＲＤ選手／Ｋｉｔｔｉｓａｋ　ＫＬＩＮＣＨＡＮ選手組の走りをサポート。「ＴＯＹＯＴＡ　ＧＡＺＯＯ　ＲＡＣＩＮＧ　ＴＨＡＩＬＡＮＤ」にとって悲願の初優勝に貢献した。
　ゼッケンＮｏ・１０５のＭａｎａ　ＰＯＲＮＳＩＲＩＣＨＥＲＤ選手／Ｋｉｔｔｉｓａｋ　ＫＬＩＮＣＨＡＮ選手組は初日のスペシャルステージ（ＳＳ）でベストタイムをマークし、ラリーをリードする。しかし、２日目のＳＳではミスコースにより首位と29分差をつけられ総合17位まで順位を落とした。そこから猛追が始まり、４日目には再びベストタイムを叩き出し総合２位に浮上。そして５日目にはついに逆転で総合首位に返り咲き、最終日もそのリードを守り切り総合優勝に輝いた。「ＴＯＹＯＴＡ　ＧＡＺＯＯ　ＲＡＣＩＮＧ　ＴＨＡＩＬＡＮＤ」としては、７度目のアジアクロスカントリーラリーへの挑戦で初の栄冠となった。

総合優勝した「ＴＯＹＯＴＡ　ＧＡＺＯＯ　ＲＡＣＩＮＧ　ＴＨＡＩＬＡＮＤ」

「ＴＯＹＯＴＡ　Ｈｉｌｕｘ　Ｒｅｖｏ」

表彰式の様子