ハイケムは8月28日、トウモロコシ由来のポリ乳酸(PLA)繊維「ハイラクト」を、9月18日・19日に開催予定の、イタリア・ミラノで開催される国際的な糸とテキスタイルの見本市「第62回フィロ」に出展すると発表した。
同社のフィロへの出展は、昨年9月、今年2月に続き3回目となる。今回の出展を通じて PLA繊維「ハイラクト」の、石油由来ポリエステルに代わる新たなサステナブル素材としての更なるプレゼンス向上を目指す。
「ハイラクト」は、2021年の発表以降、日本や欧米マーケットを中心に市場開拓を進めてきた。現在では、PLA繊維のサステナブルな特性と同社の優れた繊維化の技術力が評価され、幅広いブランドからの採用が始まっている。
また、同社は、ヨーロッパおよびアメリカにおけるプレゼンスを強化するため、現地の生地工場やブランドとのパートナーシップ構築、人材と製品開発への投資、そしてリーチ向上のため、ツールやコミュニケーションの現地化に取り組んでいる。これらの活動を通じて、「ハイラクト」の2025年度からの本格的な採用を目指す。
The 62nd edition of Filoの会期は、2024年9月18日・9月19日、会場は、Allianz MiCo、 Milano Convention Centre、Gate16、Via Gattamelata5,Milan・Italy、同社ブースはC1となる。
「第62回フィロ」では、同社が開発したフィラメント糸、スパン糸、ニット糸などの最新コレクションを展示する。また、同社が今般開発に成功した靴下用の糸やPLA100%のフリース、デニム、チノなども展示する。
2024年08月29日