住友理工がステーション・エーアイ入居　オープンイノベーションによる共創を加速

　住友理工は９月３日、２０２４年10月に名古屋市で開業するオープンイノベーション拠点「ステーション・エーアイ」への入居を決定したことを発表した。

　「ＳＴＡＴＩＯＮ　Ａｉ」は、ＳＴＡＴＩＯＮ　Ａｉ株式会社が運営する、オープンイノベーション拠点。スタートアップの創出・育成や新たなイノベーションを誘発・促進するために、国内外のスタートアップ支援機関・大学との連携等を通じて、様々な支援プログラムを提供する予定。

　住友理工グループは、経営ビジョン「２０２９年 住友理工グループＶｉｓｉｏｎ（２０２９Ｖ）」で、社内外の連携による価値共創を通じて、スピーディかつダイナミックに解決に繋げ続ける集団を目指していいる。他社や異業種との技術やアイデアを組み合わせて、新たな価値を創造していくため、このたびＳＴＡＴＩＯＮ　Ａｉへの入居を決定した。入居を通じて、スタートアップをはじめとした社外との連携を一層強化し、既存事業領域の深化に加え、事業部門の枠を超えた新事業・新商品の創出等、従来の同社グループでは取り組みが難しい社会課題などにも挑戦を進めていく。

　同社グループでは、２０２９Ｖで描いたありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」を実現すべく、新たな事業共創に向けて積極的に取り組んでいる。今後も、自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な未来社会に向けて、コアコンピタンスである「高分子材料技術」「総合評価技術」を起点に、会社の枠を超えた連携によって価値共創を推進していく。