ブリヂストンは9月13日、2024年9月24日~26日まで、米国ラスベガスで開催される世界最大の鉱山機械の見本市「MINExpo INTERNATIONAL2024」に出展すると発表した。今回の出展では、「MOVE MORE WITH LESS」をテーマに、同社の鉱山ソリューションを紹介する。
同社は、ソリューション事業において生産財系BtoBソリューションによる価値創造を強化しており、鉱山ソリューションはその活動強化をグローバルで牽引している。同社の鉱山ソリューションは、断トツ商品「Bridgestone MASTERCORE」を中核として強いリアルにデジタルを組み合わせ、ユーザーがタイヤを「使う」段階で価値を増幅する。
さらにタイヤがより安全に、長く、上手く、効率的に使われることで、カスタマーサクセスを導くための新たな挑戦を続け、鉱山オペレーションの最適化を支えることを目指している。
今回のMINExpoでは、新たに「Smart Onーsite」と名づけた同社の鉱山ソリューションを紹介する。これは、「断トツ商品」や現場に密着した技術サービスなどの強いリアルにより築き上げてきたユーザーとの信頼関係をベースに、次世代タイヤモニタリングシステム「Bridgestone iTrack」から取得できるタイヤデータやユーザーから共有される車両・車両運行データを分析、これにAIを活用した独自のアルゴリズムを構築し、ユーザー・鉱山ごとに異なる困りごとに寄り添った鉱山オペレーションの最適化に貢献するソリューションとなる。昨年7月からはチリの鉱山にてタイヤ耐久予測による新サービスの提供を開始している。
今後も「Smart Onーsite」の拡大を通じてタイヤにかかるコストや車両のダウンタイムを削減し、鉱山オペレーションの生産性、経済価値の最大化へ貢献する。
またタイヤを安全に長く使用してタイヤ使用本数を削減することによる資源生産性の向上や、より効率的かつ最適な車両走行の実現によるCO2排出量の削減など、環境負荷の低減にも寄与することで、さらにサステナブルな鉱山オペレーションの実現に貢献し「MOVE MORE WITH LESS」を体現していく。
2024年09月17日