豊田合成は9月17日、同社の仕入先69社が構成する「協和会」により、各社が持つ生産技術などの得意分野をパネルや実物(製品)で同社に紹介し、協業の深化につなげる「勝ち技展示会」が開催されたと発表した。
同社と仕入先はオープンなパートナーシップに基づき、製品開発や人材育成、環境負荷低減などで連携し、モビリティ社会の変化に柔軟・迅速に対応していくことを目指している。3回目となる今年の展示会では、協和会の会員会社が新たに 12社出展し、計38社が参加した。過去2回の展示会がきっかけとなり実現した、同社と仕入先、仕入先同士の協業など、計59事例が紹介された。
各社が培ってきた知見を、同社製品の付加価値向上や協業による新たな製品・サービスの開発に活かすなど、双方の持続的な成長につなげていく。
同社は、仕入先様などの経営者の方々を対象とした「経営困りごと相談室」において、自動車業界の動向に造詣の深いメンバーなどが、経営課題に対する実効性の高い解決策をアドバイスするなど、各社のサポートにも力を入れている。今後も、日本のモノづくりを根幹から支えるサプライヤー各社との連携を深め、持続的な成長を目指していく。
展示会は、同社北島技術センターにおいて、2024年9月12日~13日の期間で開催された。来場者は約1430名。
参加企業はアイチシステム、愛知皮革工業、安藤工業所、池戸製作所、エヌ・アイ・シー、エムエス製作所、オプコ、関東製作所、ケーアールアイ、小久保製作所、コヅカテクノ、近藤製作所、佐藤鉄工所、三喜工作所、三和機械工業所、三陽製作所、三和スクリーン銘板、新光ネームプレート、信陽工機、鈴木化学工業所、瀬川化学工業、タイセイプラス、ツカサ工機、テイエスケイ、ティージーオプシード、TGAP、TGロジスティクス、TMW、東海理機、中村熔接工業所、永井精機、北星ゴム工業、ミクニ製作所、三鶴工業所、宮下製作所、山口精機工業、ヨコヤマ精工、レイモンジャパン(順不同)。
2024年09月18日