豊田合成、ハンドボール中村選手が講演　「夢を実現するまでの道のり」テーマに

　豊田合成は９月19日、同社のハンドボールチーム「豊田合成ブルーファルコン名古屋」の中村匠選手が稲沢市立大里東小学校で、全校児童５０１人に向けて「夢を実現するまでの道のり」をテーマとした講演を行ったと発表した。
　この講演は、稲沢市より体力向上推進事業の委嘱をうけた同校から、児童の運動意欲と技能の向上をねらいに、トップアスリートの体験談を聞かせたいという依頼があり実施した。
　中村選手は、パリ五輪で世界の強豪国と対戦した感想や、「日本代表として五輪で戦う」という自身の夢を例に挙げ、その実現に向けたスモールステップの設定と努力の大切さについて語った。
　講演を聞いた児童は「世界で活躍している中村選手の話を聞き、自分も目標に向かってできることからコツコツ頑張りたいと思った」「ハンドボールは見たことがなかったが、中村選手が来てくれて興味がわいた。試合に応援に行きたい」と感想を述べた。

児童に向けて話をする中村選手