日本ゴム協会関東支部は11月12~13日、第64回秋期ゴム技術講習会「ゴム超入門講座IV~ゴムってどんなもの?~」をオンラインで開催する。
同協会の関東支部は毎年、「ゴム技術入門講座」を開催しているが、2021年度から、その一部をよりやさしく解説する講座として「ゴム超入門講座」を開催し、大きくの参加者に好評を博している。
対象者についてはゴムについて学びたいが、ゴムについての予備知識の少ない人、化学・物理は詳しくないという人、ゴム関連企業および商社で営業などを始めた人など。
受講料は会員・協賛団体会員が3万3000円、学生会員が無料、会員外が4万9500円となる。
申込みは、日本ゴム協会ホームページ(https://www.srij.or.jp/)から受け付けている。
初日の12日では、戸知技術研究所の戸知光喜氏による「ガイダンス:超入門への第一歩」、化学物質評価研究機構の近藤寛朗氏による「ゴムの基本特性を支配する4つの因子(結晶性、極性、安定性、柔軟性)についての解説」、興国インテックの菊池裕氏による「ゴムの配合」の3講座を行う。2日目については、東京工業大学の赤坂修一氏による「ゴムの力学特性:ゴムの伸び縮みはどう起こる、どう測る?」、日産アークの加藤淳氏による「環境や時間経過などによりゴムや樹脂の品質や機能が低下するのはなぜ?」、化学物質評価研究機構の三輪怜史氏による「ゴム製品の化学分析」、ゴムタイムス社の松田洋明氏による「業界紙からみたゴム産業の市場動向」となっている。
2024年09月25日