三井化学は9月30日、「三井化学レポート2024」を公開したと発表した。同レポートは、機関投資家をはじめとするステークホルダーとの質の高い対話を行うためのコミュニケーションツールとして公開している。
今回のレポートのポイントは、1・技術革新を通じた社会課題解決、未来に向けた挑戦の訴求、2・長期経営計画VISION 2030スタートから3年間の振り返り、3・ステークホルダーとの対話の深化の3点となる。
特集は、同社グループの技術革新を通じた社会課題解決と挑戦の軌跡について、国内外の情勢や環境変化とともに掲載し100年以上の歴史を通して培った技術を3つのカテゴリーにまとめ、さらには同社グループのバリューチェーンが生み出す価値をPRODUCT TREEで表現した。
また、VISION 2030の実現による企業価値向上等をテーマとして、新旧CSO(Chief Strategy Officer)とアナリストとの鼎談や社外取締役と投資家との座談会などを掲載するとともに、レポート全体を通して直近3年間の振り返りを行っている。
同レポートを通して、今後も同社グループの財務・非財務を統合した経営戦略や取り組みが、企業価値向上につながるよう、情報開示の充実と質の向上に努めていく。