エボニックジャパンは9月30日、筑波工場が、9月28日付で連続無災害記録35年を達成したと発表した。エボニックジャパン筑波工場では、貴金属材料触媒を製造し、ファインケミカル、医薬中間体など、多岐にわたるアプリケーションに対応している。
また、併設されている触媒とヘルスケア部門のテクノロジーセンターでは、世界各地にあるエボニックグループと連携を取りながら研究開発を行っている。筑波工場は1989年9月に操業を開始して以来、環境・安全衛生・品質(ESHQ)に配慮した生産活動を実施し、連続無災害記録を継続している。
筑波工場長杉田芳博は、「工場設立以来、35年間にわたり無災害を継続できたのは、これまで業務・運営に携わってきた皆様の、長年にわたるたゆみない努力の賜物であると確信しています。筑波工場では、従業員全員参加型のTPM活動を通して、不安全な個所の点検、その改善に継続的に取り組むことで、安全意識の向上を図ってきました。さらに、毎朝始業前に危険予知訓練(KYT)を行うなど、より安全な職場環境を実現するための活動を日々行っています。これらの活動を更に推進し、まずは来年、さらに 40 年の記録へ向かって、この安全文化を連綿と紡いでいきたい」とコメントしている。
代表取締役社長内藤吾朗は、「化学会社として、安全はすべてにおいて優先されるものです。今回の長年にわたる無災害は、従業員一同の高い安全意識と、日々の積み重ねによって成し遂げることができました。このマイルストーンを通過点とし、改めて気を引き締め、次の記録達成に向けて安全活動に取り組んでほしい」と述べている。
2024年10月01日