三菱ケミカルグループは9月30日、持続可能な製品の国際的な認証制度のひとつであるISCC(International Sustainability and Carbon Certification、国際持続可能性カーボン認証)PLUS認証を下記製品で新たに取得したと発表した。
本認証はリサイクル原料やバイオマス原料などが、製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保するものである。このたびの認証取得により、マスバランス方式を活用した下記製品の取り扱いが可能となる。
茨城事業所の酸化エチレン、エチレングリコール類、エチレンカーボネート、フェノール、ビスフェノールA、アセトン、αメチルスチレン、キュメンが2024年1月に所得。
岡山事業所のノルマルブチルアルデヒド、2-エチルヘキサノール、ノルマルブタノール、イソブチルアルデヒド、イソブタノール、メチルイソブチルケトン、ダイアセトンアルコールが2024年1月に所得。
九州事業所のポリカーボネート(PC)樹脂が2024年3月に所得。
東海事業所のアクリル酸、アクリル酸ブチル、1,4-ブタンジオール、テトラヒドロフラン、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂が2024年6月に取得。
同社グループは同認証の取得や認証製品の提供を通して、これからもリサイクル原料やバイオマス原料を使用したサステナブルな製品の社会実装に貢献していく。
2024年10月01日