ブリヂストンは、25年1月1日付でグローバル経営執行体制を進化させる。主な骨子はGlobal CEOの下に、4名の副社長を配置し、現行のJoint Global COO体制は廃止する。
同社は、2024年3月に発表した中期事業計画(2024ー2026)(24MBP)に沿って、経営・業務品質の向上を最優先に、現物現場で「価値創造によりフォーカス」している。2025年にかけても、さらなる経営・業務品質の向上を基本に、断トツ商品の強化、プレミアムへのフォーカスを徹底・強化するとともに、グローバルビジネスコストダウン活動強化、事業再編・再構築(第2ステージ)を遂行し、強いビジネス体質の構築と「稼ぐ力の強化」を加速させていく。
この新たな体制は、24MBPに織り込んだシン・グローカル経営体制を進化させたものとなる。
BRIDGESTONE WEST、BRIDGESTONE EASTの事業責任(Profit&Loss(PL)責任)と、グローバル最適を追求する横串・グローバル最適責任を明確にし、それぞれが対等の立場で役割責任を果たすことで、「実行と結果に拘る」経営を推進する。また、この体制において、上述の2025年の活動の効果・効率を最大化するとともに、管理・ガバナンスを強化し、グローバルで経営・業務品質の向上をさらに追求する。
BRIDGESTONE WEST CEO、BRIDGESTONE EAST CEOは各リージョンの事業責任(PL責任)を持ち、Global CTO、Global CAO・Global CSOは横串・グローバル最適責任を持つ。4名の副社長が対等の立場で、事業責任(PL責任)、横串・グローバル最適責任を果たすことで、管理・ガバナンスを強化、チェック&バランスを担保し、Global CEOをサポートする。
グローバル経営執行体制。代表執行役Global CEO石橋秀一、代表執行役 副社長BRIDGESTONE EAST CEO兼G-MICA管掌田村亘之、執行役副社長BRIDGESTONE WEST CEO兼Global CDXOスコット・デイモン、代表執行役 副社長Global CAO・Global CSO森田泰博、執行役副社長Global CTO坂野真人、執行役 専務BRIDGESTONE WEST CTOエミリオ・ティベリオ、執行役専務Global CIO (Chief Innovation Officer)草野智弘。
2024年10月02日