ブリヂストンがグローバル経営体制に Global CEO下に4名の副社長

2024年10月02日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは9月30日、2024年9月19日に発表した「2025年1月1日付執行役選任人事」にもとづき、2025年1月1日付グローバル経営執行体制を決定したと発表した。
 同社は、2024年3月に発表した中期事業計画(2024ー2026)(24MBP)に沿って、経営・業務品質の向上を最優先に、現物現場で「価値創造によりフォーカス」している。2025年にかけても、さらなる経営・業務品質の向上を基本に、断トツ商品の強化、プレミアムへのフォーカスを徹底・強化するとともに、グローバルビジネスコストダウン活動強化、事業再編・再構築(第2ステージ)を遂行し、強いビジネス体質の構築と「稼ぐ力の強化」を加速させていく。
 この新たな体制は、24MBPに織り込んだシン・グローカル経営体制を進化させたものとなる。
 BRIDGESTONE WEST、BRIDGESTONE EASTの事業責任(Profit&Loss(PL)責任)と、グローバル最適を追求する横串・グローバル最適責任を明確にし、それぞれが対等の立場で役割責任を果たすことで、「実行と結果に拘る」経営を推進する。また、この体制において、上述の2025年の活動の効果・効率を最大化するとともに、管理・ガバナンスを強化し、グローバルで経営・業務品質の向上をさらに追求していく。

 新しいグローバル経営執行体制では、Global CEOの下に4名の副社長を配置、現行のJoint Global COO体制は廃止する。 副社長には、BRIDGESTONE WEST CEO、BRIDGESTONE EAST CEO、Global CTO (Chief Technology Officer)、Global CAO (Chief Administration Officer)・Global CSO (Chief Strategy Officer)の4名を配置。
 BRIDGESTONE WEST CEO、BRIDGESTONE EAST CEOは各リージョンの事業責任(PL責任)を持ち、Global CTO、Global CAO・Global CSOは横串・グローバル最適責任を持つ。 4名の副社長が対等の立場で、事業責任(PL責任)、横串・グローバル最適責任を果たすことで、管理・ガバナンスを強化、チェック&バランスを担保し、Global CEOをサポートする。

グローバル経営執行体制は以下の通り。代表執行役 Global CEO石橋秀一、代表執行役 副社長BRIDGESTONE EAST CEO 兼 G-MICA管掌田村亘之、執行役 副社長
BRIDGESTONE WEST CEO 兼 Global CDXOスコット・デイモン、代表執行役 副社長Global CAO・Global CSO森田泰博、執行役 副社長Global CTO坂野真人、執行役 専務BRIDGESTONE WEST CTOエミリオ・ティベリオ、執行役 専務Global CIO (Chief Innovation Officer)草野 智弘。

 

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