ブリヂストンリテールジャパンが開催 接客・技能グランプリを

2024年10月04日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月3日、同社のグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンが、乗用車用タイヤチェーン店コクピット・タイヤ館のスタッフを対象に、ユーザーの要望への対応力や商品・サービス提案力を競う「接客グランプリ」ならびに、タイヤ交換作業の正確さと迅速さを競う「技能グランプリ」を、2024年9月11日に東京都小平市で開催したと発表した。
 両競技会には地区予選を含め総勢436名が参加し、ユーザーに選ばれる店舗を目指して知識や技術の研さんを行った。
 接客グランプリは、主に店舗でユーザーと商談を行う小売スタッフの育成を目的としている。昨年に引き続き「お客様ひとりひとりにあった顧客視点の接客で、LTV向上を図る」をテーマに、ロールプレイング形式で選手(スタッフ)がユーザー役に対し商談を実施し、ユーザーとの会話から、適切な対応・提案が実践できているかなどについて採点されるポイントを競い合った。「One to One」での接客・商談での「お客様の声」をベースとした提案力の向上につなげていく。
 技能グランプリは、主にタイヤの交換作業等を行うサービススタッフの育成を目的としている。「専門店ならではの正確性と質の高い作業」をテーマに車両に装着されているタイヤを外し、新品タイヤに交換し、車両に装着する過程を独自の作業標準通りかつ迅速に作業が出来ているかなどについて採点されるポイントを競い合った。特に同大会では、昨今、標準装備されつつあるタイヤ空気圧監視システム装着車への対応力・知識力を競うクラスを新設し、中堅からベテランスタッフを対象に作業力向上を図った。
 今回開催した「接客グランプリ」と「技能グランプリ」は、ユーザーのLTVの向上をテーマに、チェーン店の模範となる選手(スタッフ)が出場した。大会を通じて、各選手がさらにスキルを磨き、優れた事例を共有することで、コクピット・タイヤ館チェーン全体の「接客・接遇力/作業品質」の底上げを実現する。これにより、ユーザーに寄り添いながら、より良いタイヤ、使い方を提案し、顧客経験価値を高めることで、「断トツ商品」をユーザーに使って頂く段階で価値を増幅することを目指す。
 同社は「接客・技能グランプリ」を通じたスタッフのさらなる知識・技術・提案力の向上により、店舗近隣に住むユーザーの安全を足元から支えるとともに、ユーザーの困りごとやご要望を的確に把握し、質の高い接客を通じた対応・提案を行うことで企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる「Ease より安全で心地よいモビリティライフを支えること」にコミットしていく。

接客グランプリ競技の様子

接客グランプリ競技の様子

接客グランプリ競技の様子

接客グランプリ競技の様子

技能グランプリ競技の様子

技能グランプリ競技の様子

技能グランプリ競技の様子

技能グランプリ競技の様子

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