モルテンがバスケ練習球を寄贈 Wリーグと共同で小学生に

2024年10月07日

ゴムタイムス社

 モルテンは10月3日、一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(以下Wリーグ)と共同で『Keep Playing』の一環として、 『Wリーグユナイテッドカップ2024-25』開催地の小学生にWリーグで使用した練習球を寄贈する 『ドリームボールリレー』を、2024年9月15日に兵庫県姫路市のヴィクトリーナ・ウィンク体育館にて開催したことを発表した。
 『Keep Playing』は、 「好きなことを続けよう。スポーツを続けよう」をスローガンとして、スポーツをがんばっているプレイヤーや、試合観戦などを通じてこれから始めたいと思っている全ての方を力づけ、応援していくプロジェクト。
 3回目の開催となる今回の『ドリームボールリレー』では、Wリーグのプレイヤー8名が参加し、姫路市の小学生88名へボール55球を寄贈した。Wリーグ選手と小学生プレイヤーがパスで繋がり、シュート練習などを通じてアドバイスを受けるなど交流を深めた。
 同社は 『Keep Playing』を通して、プレイヤーがどんな競技レベルやライフステージでもスポーツの魅力に惹きつけられ、仲間と出会い、プレーを楽しんで継続できる環境の創出に貢献していくとしている。

 Wリーグユナイテッドカップ2024-25×Keep Playingの参加選手は、姫路イーグレッツから細見彩花・矢野凪紗・陽本麻優、山梨クイーンビーズからアンモールプリートコール・土田帆乃香・出原菜月、アイシンウィングスから坂本雅・大舘真央。寄贈先は兵庫県姫路市の小学生バスケ5チーム計88名、寄贈内はWリーグ15チームが使用したボール55球(※5チームそれぞれに各11球寄贈)。
 司会進行は船岡未沙希(ライト代表/フリーアナウンサー)。日本で唯一の女性バスケットボール実況アナウンサーで、バスケットLIVEなどのスポーツ実況を中心に、インタビュー、MC、ナレーションなどを行っている。

 姫路イーグレッツの矢野凪紗選手は「今回子どもたちに渡したボールがモチベーションになり、練習に励んでくれたら嬉しいです。自分もプロの選手に憧れを持って努力してきたので、今の子どもたちにもそう思ってもらえるよう私たち選手もがんばっていきたいと感じるイベントでした。」とコメントしている。

 山梨クイーンビーズの出原菜月選手は「みんなすごく笑顔で目を輝かせてバスケをしてくれたのでこちらも楽しく一緒にバスケをすることができました。ボールは、選手が一番触り、歴史が詰まっていると思うので、それを子どもたちに渡すという今回のイベントはKeep Playingにつながる取り組みになったのではないかと思います。」とコメントしている。

 地元ミニバスチーム所属の選手は「実際にプロの選手に教わりながらプレーしたり、選手が使っていたボールがもらえてとてもいい経験になりました。強いポイントガードになりたいので、自分でも攻めながら、みんなで協力して点を取るようなバスケ選手になっていきたいです。」とコメントしている。

 地元ミニバスチームの指導者は「普段の練習では、見本を見せるのが自分たち男性コーチになってしまう中で、今回のような女性の選手の見本を見ることは、体の使い方の勉強として、いい機会となりました。ちょうど今日参加している娘が6年生なのですが、中学からのバスケの続け方を迷っている中で、今回のイベントが彼女のモチベーションにつながり、スポーツを続けるきっかけになると嬉しいです。」とコメントしている。

『ドリームボールリレー』の様子

『ドリームボールリレー』の様子

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