受注車種影響で営業利益2・4倍に 西川ゴムの4~6月期

2024年10月16日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の25年3月期第1四半期連結決算は、売上高が301億6400万円で前年同期比10・5%増、営業利益が21億1300万円で同140・8%増、経常利益が30億3500万円で同60・8%増、四半期純利益が18億3900万円で同24・3%増となった。
 地域別では、日本は自動車生産台数が前年同期比で減少したが、同社受注車種の影響などにより、売上高は134億7300万円で同3・1%増、営業利益は9億5100万円で同4・1%増となった。
 北米は自動車生産台数が前年同期比で増加したことに加え、円安による為替の影響を受け、売上高は121億2800万円で同27・7%増となった。営業利益は5億1900万円(前年同期は営業損失5億5000万円)となった。
 東アジアは自動車生産台数が前年同期比で増加したが、同社受注車種の影響などにより、売上高は26億8500万円で同6・9%減となったが、営業利益は合理化活動などにより6200万円(前年同期は営業損失6500万円)となった。
 東南アジアは自動車生産台数が前年同期比で減少したが、同社受注車種の影響などにより、売上高は32億6400万円で同1・7%増となり、営業利益は6億600万円で同4・8%増となった。
 通期の業績予想は、前回の予想から修正は無く、売上高は1100億円で前期比6・7%減、営業利益は55億円で同16・1%減、経常利益は68億円で同23・8%減、当期純利益は46億円で同8・7%減を見込んでいる。

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