横浜ゴムが新車装着 MAZDA CX-80に

2024年10月15日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは10月10日、マツダが2024年10月より日本、オーストラリア、ニュージーランドなどで発売する新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-80」の新車装着(OE)用タイヤとして、「ADVAN V61」の納入を開始したと発表した。装着サイズは235/60R18 103Vと235/60R18 107Vとなる。
 今回新車装着された「ADVAN V61」は、同社のグローバルフラッグシップブランド「ADVAN」シリーズのハイパフォーマンスタイヤで、高いハンドリング性能と快適な乗り心地、高い静粛性能を兼ね備えている。また、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング性能、ウェットグリップ性能を高い次元で両立させつつ、転がり抵抗の低減も実現している。
 また、今回装着されたタイヤの開発ではパターン、プロファイル、タイヤ構造は車両特性に合わせた専用チューニングを施したほか、「人間特有のひらめき」や「発想力」と「AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協奏」によって新たな発見を促しデジタル革新を目指す、当社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を活用し、進化計算(遺伝的アルゴリズム)により最適なピッチ配列とした。
 現実データとシミュレーションによる仮想データを生成・収集し、AIで予測・分析・探索することで得た新たな知見が、本製品の技術開発の革新に活かされている。3列シートミッドサイズクロスオーバーSUV「MAZDA CX-80」は、美しく堂々とした存在感、マツダらしい「人馬一体」を磨き上げた圧倒的な走行性能、環境・安全性能、乗員全員が快適に楽しめる実用性を妥協なく実現している。
 同社は2024年度から2026年度までの中期経営計画「YX2026」のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げている。その一環として、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」の新車装着を推進している。

ADVAN V61

ADVAN V61

MAZDA CX-80

MAZDA CX-80

 

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