東洋紡エムシーがサスマ出展 環境負荷低減製品を展示

2024年10月16日

ゴムタイムス社

 東洋紡エムシーは10月15日、2024年10月29日~31日に幕張メッセで開催される「第4回サステナブルマテリアル展ーSUSMAー」の同社グループブースに出展すると発表した。
 バイオマス由来成分を用いたエンジニアリングプラスチック、排ガス中のVOCを効率的に吸着・回収する「VOC回収装置」、高効率濃縮により廃液の減容化や排水からの有価物回収を可能にする「ホロセップBC膜」、市場から回収した製品を再資源化した「ブレスエアーメビウス」など、環境負荷低減に寄与する製品ラインアップを展示し、同社の技術力をアピールする。
 同社グループ全体では、「TOYOBOは100年以上前からサステナブル」を同展示会のテーマに掲げている。同社は東洋紡、東洋紡せんいとともに、歴史ある素材メーカーとして持続可能な商材開発に常に挑戦し続ける姿を訴えていく。
 出品する製品は4点。1つ目は、エンジニアリングプラスチックとして、熱可塑性ポリエステルエラストマー「ペルプレンエコシリーズ」(バイオマス原料使用)、熱可塑性ポリエステル「バイロペットエコシリーズ」(リサイクル原料使用)高機能ポリアミド樹脂「グラマイドエコシリーズ」(エアバッグの工程端材など使用)を出品する。
 2つ目は、バイロン・ハードレンとして、共重合ポリエステル樹脂「バイロン」、水分散ポリエステル樹脂「バイロナール」(硬化時間短縮)、ポリオレフィン用接着付与剤「ハードレン」(溶剤使用ゼロ)、低圧成形用ポリエステル樹脂「バイロショット」(タクトタイム短縮)を出品する。
 3つ目は、環境ソリューションとして、中空糸型水処理膜モジュール「ホロセップBC膜」(排水の減容化、有価物回収)、活性炭素繊維「KフィルターVOC回収装置」(VOCを効率的に回収・再利用)を出品する。
 4つ目は、不織布マテリアルとして、水平リサイクル型三次元網状繊維構造体「ブレスエアーメビウス」(使用済み製品を回収・再利用)生分解性三次元網状繊維構造体「テルスエコー」(生分解性樹脂使用)、リサイクルポリエステル不織布「エコボランス」「エコエクーレ」(使用済みペットボトルなどを使用)、集塵フィルター「エリトロンBio」(バイオマス原料使用)を出品する。

ブースイメージ

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