NOKは10月15日、グループ会社であるFreudenbergNOKがインド共和国パンジャーブ州モリンダに自動車向けシール製品を製造する「モリンダ工場」を新設し、同日開所式を執り行ったと発表した。
同工場は24年9月竣工、面積は1万3082㎡、生産品目は自動車向けシール製品。インド北部の製造拠点として、同州のバスマ工場から生産設備を移設し、25年1月より稼働開始を予定している。
同工場では、インド現地や在インドの日系・欧米系自動車メーカー向けに自動車向けのエンジンシール、バルブステムシール、ダストカバー、Oリングなどを製造する。自動化設備を導入することで、24年度比約10%の増産を見込んでいる。また、同工場の屋上には1・5MWの太陽光発電装置と最新の雨水利用装置を設置し、環境に配慮した生産体制を構築している。
「Essential Core Manufacturing社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げるNOKグループは、今後もグローバルな供給体制の強化・構築に取り組んでいくとしている。
2024年10月16日