UBEは10月17日、同社創薬における研究開発力向上・成長プロジェクトの一環として、「湘南ヘルスイノベーションパーク」に新たな研究拠点を開設し、2024年10月より創薬研究をスタートしたと発表した。
UBEの医薬事業は、創薬研究事業において従来の低分子医薬品のほか、ADC(抗体薬物複合体)などの高付加価値創薬に挑戦するとともに、CDMO事業では既存の低分子医薬品分野の拡充に加え、核酸医薬品など新規モダリティの製造技術獲得などにより、人々の生命・健康を守る製品・ソリューションを提供している。
UBEは、同社創薬の要となる研究拠点として山口県宇部市に医薬研究所を有しているが、大学、他企業等とのオープンイノベーション・コラボレーションのほか、新たなモダリティ研究等を加速させることを目指し、湘南ヘルスイノベーションパークに研究施設を設置した。これによりヘルスイノベーションを発展させ、UBEグループと社会の持続的発展に貢献している。
湘南ヘルスイノベーションパークの概要は、敷地面積が約22万㎡、延床面積が約30万6000㎡、構造が鉄骨造(研究棟:地上10階)、竣工年月は2011年2月である。
2024年10月18日