BASFがサスマ展出展 サステナブルな製品など紹介

2024年10月18日

ゴムタイムス社

 BASFジャパンは10月17日、2024年10月29日~31日に幕張メッセにて開催される「第4回サステナブルマテリアル展(通称SUSMA)」に出展すると発表した。
 同社がグローバルで掲げる2050年までに「ネット・ゼロ」を達成するという企業目標への道筋とユーザーへのソリューション提供の実例を、さまざまな事業部からのパネルや製品展示にて紹介する。
 今年もSUSMAにおいて同社のCO2排出量削減に寄与するサステナブルな素材を使った製品や、バイオベースの素材に由来した製品、マスバランス・アプローチの採用事例、低PCF(製品カーボンフットプリント)製品、プラスチック循環を可能にする触媒や吸着剤など、多岐にわたる取り組みや製品採用事例を発表する。
 また、プラスチックをはじめとする多くの製品のライフサイクルである「Make(製造)」「Use(使用)」「Recycle(リサイクル)」という3つのカテゴリーと共に「オートモーティブ用途」「インダストリアル用途」「コンシューマー用途」のアプリケーション別に製品をマトリックスに展示する。
 「ネット・ゼロ」社会を達成するためには、生産から廃棄、その先に至るまで、製品のライフサイクル全体を網羅する包括的な取り組みが必要であり、同社はそのためのソリューションを幅広く提供している。
 また、SUSMA期間中の10月31日には、特別セミナー会場にて、同社の代表取締役社長石田博基氏が「化学の力、成長とサステナビリティの推進」と題した講演を行う。
 主な出展製品は、アジアで調達される再生バイオ廃棄物由来の熱分解油を使用したポリアミド、マスバランスUltramidを使用した車両用ドアハンドル、PCFデータのリクエストや表示ができるPACIFICアプリ、Ultramid Expandを利用した車両用セル・ホルダー、リサイクルを可能にする革新的な「DesignーforーRecycling」車両用カーシートとハンドル、低カーボンフットプリント中間体(LowPCF)、ケミカルリサイクル向け触媒ソリューションPuriCycleなど。全部で20を超える展示物を紹介する。

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