日本ゴム工業会は10月18日、ホテル阪急インターナショナル(大阪市)で第33回幹事会を会場とWEBによるハイブリッド方式で開催した。
冒頭、清水隆史会長(TOYO TIRE)は「自動車産業は8月下旬に台風10号の影響で工場の稼働低下停止があったが、認証不正問題の影響が和らいだことで、ゴム製品製造業では工業用品を中心に生産量・出荷金額共に持ち直しの兆しが見えている」と話し、ゴム製品を取り巻く環境を説明した。
また、外国人技能実習制度については「技能実習制度を発展的に解消し、新たに人材育成と人材確保を目的とした育成就労制度を創設することが決定し動き出したところだ」とし、「大きな節目に際して適切な対応を図っていく」と決意を述べた。
続いて清水会長は10月に奈良で開催されるISO/TC45国際会議について「2011年の横浜での開催以来、13年ぶりの日本開催となる。会議中に17ヵ国から総勢240名以上が集まり、ゴムの国際標準化に関して活発な議論が行われる。ゴムに関する世界の知性が集い、交流し、友好
2024年10月25日