葛飾ゴム工業会(牧野秀徳会長)は10月18~20日、テクノプラザかつしかで開催された「第40回葛飾区産業フェア(工業・商業・観光展)」にブースを出展した。同フェアへの出展参加を目的に創設された同工業会は第1回目からブースを構え、今回で記念すべき40回目の出展となった。ブースでは、ここ数年継続している「かつしかゴムリンピック」をテーマに、ゴムを題材に老若男女が手軽に楽しめる内容とした。具体的には、「ピンポンならぬゴムポンにチャレンジ」や「ゴムをつかんで40gチャレンジ」のコーナーを展開するとともに、輪ゴムで作る「ラバーハンドボール」、会員企業のウッドヴァリが製造販売する長靴の展示販売を行った。
ゴムポンチャレンジは、扶桑ゴム工業が製造する卓球ラケット用ゴムシートの卓球ラケットを使って的当てをするゲーム。参加者が打った卓球ボールが的に入ると景品がゲットできる。「ゴムをつかんで40gチャレンジ」は、会員企業(太陽ゴム工業やタグチゴム、精工パッキングなど)の製造工程で出たゴムの廃材を手でつかむゲーム。ゴムポンチャレンジと同じで、参加者がつかむ廃材が40gになるとピタリ賞として景品をもらえる(ニアピンも可)。
初日の18日は、区内の小学生による社会科見学のコースとなっていることもあり、同工業会のブースは小学生で大盛況。また、輪ゴムで作るラバーハンドボールは10数年前に同産業フェアで登場してから、来場者の手で輪ゴムが重ねられてきたボールの重さは27kgまで成長。見学に来た小学生がボールの大きさに驚きつつも笑顔で輪ゴムをまく様子が見られた。