ＵＢＥが共同研究契約を締結　抗体薬物複合体に関する研究で　　

　ペルセウスプロテオミクスとＵＢＥは10月21日、抗体薬物複合体（ＡＤＣ）に関する共同研究契約を締結したことを発表した。

　抗体医薬品の創薬を目指すペルセウスプロテオミクスと、抗体に結合させる薬剤及びリンカーに強みを持つＵＢＥは、現在ＡＤＣであるＰＰＭＸ－Ｔ００４の研究開発を共同で行っている。このたび、ＰＰＭＸ－Ｔ００４にとどまらず、薬効及び毒性を指標として、抗体及び薬剤／リンカーの組合せを創薬標的毎に最適化する両社のＡＤＣ技術を活用して、それぞれが保有する研究テーマや、アカデミア等の有する様々な外部の創薬シーズに対しても幅広く共同でＡＤＣの探索研究を進めることとした。

　本契約締結がペルセウスプロテオミクス及びＵＢＥの２０２５年３月期業績に与える影響は軽微だが、中長期的に事業拡大に資するものとしている。