東洋紡エムシーは10月22日、2024年10月29~31日に幕張メッセで開催される「第13回高機能プラスチック展 -PLASTIC JAPAN-」で、高機能ファイバー製品のPBO(ポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール)繊維「ザイロン」、超高強力ポリエチレン繊維「イザナス」を出展することを発表した。
「ザイロン」では、新規形状として糸をほぐしてパルプ状にした開発品や粉砕品を初出展し、電子材料用途など新たな用途展開を狙う。そのほか「ザイロン」と炭素繊維との複合材料、コンクリート補強向けの複合材料、EV向けリチウムイオンバッテリーの筐体保護材料なども提案する。
「イザナス」では、アウトドアや航空宇宙向けの薄物ファブリックを初出展するほか、洋上風力発電施設向けの「イザナスULC」を用いたロープ製品を展示する。
高機能プラスチック展では、これからの社会システムに必要な構成材料として「ザイロン」「イザナス」を訴求し、その高い機能性と幅広い用途展開をアピールするとしている。
RX Japanが主催する「第13回高機能プラスチック展-PLASTIC JAPAN-」の会期は2024年10月29日(火)~31日(木)10:00~18:00(※最終日のみ17:00まで)、会場は幕張メッセ(高機能素材Week内)、同社のブース番号は31-50ブースとなる。