ゴムタイムス社は12月20日、「NMR法による高分子材料の構造・ダイナミクス解析と物性評価」をテーマにＷＥＢセミナーを開催する。本セミナーでは、化学構造を決定するためのNMR測定のノウハウではなく、“材料”としての性質・性能を評価するための“構造・ダイナミクス解析と物性評価”に関して幅広く解説します。分析業務や素材開発に携われている方にとって役立つトピックスの紹介です。NMR測定を行う上での重要事項や条件設定に関する基礎知識、NMRスペクトルの見方と解析方法に関する基礎知識、高分子材料の構造特性と物性との相関に関する基礎知識などが得られます。
〇開催日時２０２４年12月20日10時30分～16時30分
〇講師吉水 広明（名古屋工業大学大学院 准教授 工学博士）。略歴１９９１年３月に東京工業大学 高分子工学専攻 博士課程を修了し、工学博士号を取得。同年４月より名古屋工業大学に着任し、現在に至る。２００８年から２年間 高分子学会のNMR研究会 運営委員長を務める。
〇受講料４万５０００円／１名。申し込みはゴムタイムスＷＥＢから。配布方法はＰＤＦテキストで配布。
〇当日のプログラム①固体NMR法の基礎―はじめに知っておきたいこと（核スピンとは？、固体試料に特有な核間相互作用のはなしなど）、②固体NMR法で二次および高次構造，ダイナミクスを解析する（化学シフト値と高次構造、結晶構造の解析例など）、③高分子の構造と物性を結び付ける（高分子材料の気体拡散特性をNMR法で調べるなど）。
