ゴム商社特集 明るい兆しが最多 仕入価格値上がりに苦慮

2024年11月11日

ゴムタイムス社

 本紙は各地のゴム製品卸商業組合に加盟する有力ゴム商社を対象に「景気動向と業績予想」に関するアンケート調査を実施した。アンケートでは24年9月時点の景気動向や25年9月までのゴム業界の景気見通し、経営上の問題点などについてそれぞれ各社に尋ねた。
 ◆現在の景気動向について
 24年9月時点でのゴム業界の景気動向に関する設問では、「変化はあまりないがやや明るい兆しが見える」が31・6%で最も多く、次いで「緩やかに回復している」「変化なし」が同率で21・1%、「緩やかに下降している」が15・8%、「悪化している」「拡大している」が5・3%で同率となった。
 同様の設問を実施した前回調査(24年3月時点、以下同)によると、「緩やかに回復している」が42・9%で最も多く、次いで「緩やかに下降している」が28・6%、「変化なし」と「悪化している」が14・3%で同率となった。「変化はあまりないがやや明るい兆しが見える」「拡大してい

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