豊田合成の2025年3月期第2四半期決算は、売上収益が5159億3800万円で前年同期比1・3%減、営業利益が288億7300万円で同14・3%減、税引前利益が253億2000万円で同25・8%減、四半期利益が182億1000万円で同21・7%減となった。
売上収益については、インド以外の全地域での顧客の生産台数減少等により、減収となった。
セグメント別では、日本の売上収益は2091億円で同3・2%減、セグメント利益は49億円で同39・9%減となった。利益については、減販影響や固定費の増加等により減益となった。
米州の売上収益は2007億円で同4・8%増、セグメント利益は143億円で同1・7%減となった。利益については、固定費の増加等があったものの合理化努力等により、横ばいとなった。
アジアの売上収益は657億円で同2・7%減、セグメント利益は58億円で同11・9%減となった。主にタイでの顧客の生産台数減少等により減収となった。
欧州・アフリカの売上収益は165億円で同5・7%増、セグメント利益は14億円で同259・4%増となった。売上収益は、顧客の生産台数が減少したものの円安による為替影響等により増収となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、直近に公表されている業績予想からの修正は無く、売上収益は1兆500億円で同2・0%減、営業利益が530億円で同21・7%減、税引前利益が550億円で同23・4%減、当期利益が370億円で同28・1%減を見込んでいる。