NOKは11月1日、発明協会が主催する「令和6年度関東地方発明表彰」において、ハイブリッド車のバッテリーの電池内圧力を調整する「ニッケル水素電池用の圧力調整弁」が「日本弁理士会会長賞」を初受賞したと発表した。
また、同発明を実施した企業の代表者として鶴グループCEOが「実施功績賞」を受賞した。同時に、「燃料電池自動車用中空糸膜モジュール」、「メカニカルシール用静的シール部材」、「シール部品の製造方法」が「令和6年度関東地方発明表彰」の「発明奨励賞」を、「電気自動車向けPCU用ガスケット」が「令和6年度九州地方発明表彰」の「発明奨励賞」をそれぞれ初めて受賞した。
「日本弁理士会会長賞」を受賞した「ニッケル水素電池用の圧力調整弁」は、ハイブリッド車のバッテリー用ニッケル水素電池の圧力弁に採用されており、開弁圧のばらつき低減による電池構造の簡易化と電池の軽量化により、自動車の性能向上に貢献している。
2024年11月06日