東ソーの25年3月期第2四半期決算は、売上高が5276億2300万円で前年同期比8・6%増、営業利益は473億8700万円で同47・6%増、経常利益は451億600万円で同1・6%増、純利益は249億4100万円で同6・6%減となった。
セグメントのうち、石油化学事業の売上高は1062億円で同15・0%増、営業利益は73億円で同85・6%増となった。製品別でみると、クロロプレンゴム(CR)は徐々に需要が回復し出荷数量が増加した。この結果、クロロプレンゴムの24年度上半期は増収増益となった。ポリエチレン樹脂の内需は、前年同期並みの出荷数量で推移したが、原料ナフサの上昇による値上げを実施したため、販売価格は上昇した。輸出はEVA樹脂を中心に海外市況が悪化しているため、出荷数量が減少した。
クロロプレンゴムの24年度下半期の見通しについては「本格的な回復に
2024年11月06日