中国最大級の作業用・業務用・産業用手袋メーカーとして、日本や欧州、米国に自社ブランドやOEM商品を供給するハンボ。ハンボの日本法人では、耐切創手袋シリーズ(ハイパーガードシリーズ、METALQシリーズ)の売れ行きが伸びている。現在、同社は「PES4253DウルトラフレックスPRO」「NJJ8256DQブレステックPRO」「NNQ3858アルティマEX」の耐切創手袋に力を入れている。
ウルトラフレックスPROは、超極薄の21ゲージ仕様であり、素手感覚で使いやすく、かつしっかりと手を護る(耐切創レベルC)耐切創手袋。炭素系材料を配合し、製法特許を取得した自社生産の高強力ポリエチレン繊維(METALQ)を使用することにより耐切創性を高めている。手のひらにはポリウレタンコーティングを施しスベリにくく、グリップ性に優れる。さらにコーティングには導電素材を混合しているので、全指タッチパネルで操作ができる。
ブレステックPROは、超微細発泡ニトリル製耐切創背抜き手袋(耐切創レベルD)だ。極薄18ゲージ仕様でかつ摩耗に強くて柔らかく、薄くても手をしっかり護る。ウルトラフレックスPROと同じで、自社生産の高強力ポリエチレン繊維(METALQ)を使用することにより耐切創性を高めている。手のひらには独自製法のエアーフィニッシュ加工を施し、コーティング部分も通気性に優れているので、ムレにくい。コーティングに導電素材を混合。タッチパネルにも反応し、手袋をはめたままでも操作が可能だ。
アルティマEXは、ガラス加工や組立作業などで用いられる13ゲージ仕様の耐切創手袋で、耐切創レベルは最高クラスFを有する。手のひらには特殊配合のニトリルゴムをコーティングし、耐油性・耐摩耗性に優れるほか、丈夫で柔らかいため、指先感覚も活かせ、様々な作業に適している。なお、同手袋も自社生産の高強力ポリエチレン繊維(METALQ)を使用することで耐切創性を高めている。今後も市場の伸びが見込まれる耐切創手袋において販売を拡大していく。
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