デンカの25年3月期第2四半期(24年度上半期)連結決算は、売上高が1990億5400万円で前年同期比4・0%増、営業利益は93億8500万円で同10・9%減、経常利益は55億7400万円で同31・1%減、中間純利益は33億7200万円で同48・6%減となった。
24年度上半期業績は、球状アルミナや球状シリカ、高級フィルムなどの半導体・電子部品向け製品の需要回復により電子・先端プロダクツが増収となった。また、ポリマーソリューションも増収となった。一方、営業利益は米国の子会社DPE(デンカ・パフォーマンス・エラストマー社)の固定費増加などが響き減益となった。
セグメントのうち、エラストマー・インフラソリューション部門売上高は564億3200万円で同1・4%減、営業利益は30億3300万円の損失(前年同期は16億4400万円の損失)となった。クロロプレンゴムは低調な需要が続いており、販売数量は前年並みとなった。
同社が11月8日に開催した決算説明会において「上半期のクロロプレンゴムの販売数量は
2024年11月11日