西川ゴム工業の25年3月期第2四半期連結決算は、売上高が612億1600万円で前年同期比7・1%増、営業利益は41億200万円で同193・0%増、経常利益は37億4100万円で同20・7%増、四半期純利益は20億9000万円で同11・0%増となった。
日本の売上高は276億6100万円で同1・0%増、営業利益は20億7500万円で同16・0%減。自動車生産台数が前年同期比で減少したが、受注車種の影響などで増収減益となった。
北米の売上高は246億3500万円で同19・8%増、営業利益は7億9700万円(前年同期は20億9600万円の営業損失)。自動車生産台数が前年同期比で増加したことや円安による為替の影響を受けた。
東アジアの売上高は54億6900万円で同10・0%減、営業利益は7000万円で同479・7%増となった。
東南アジアの売上高は63億4900万円で同0・3%減、営業利益は11億9000万円で同14・7%増となった。
第2四半期業績は、売上高は北米顧客の自動車生産台数が回復基調であったことに加え、円安が寄与し前回予想を上回った。各拠点とも合理化活動を行った結果、営業利益は前回予想を大きく上回り、為替差損の計上などあったが経常利益も前回予想を上回った。これを踏まえ、25年3月期通期業績予想は予想を修正した。売上高は1157億円(前回発表1100億円、増減率5・2%増)、営業利益は70億円(同55億円、同27・3%増)、経常利益は77億円(同68億円、同13・2%増)、当期純利益は47億円(同46億円、同2・2%増)を見込んでいる。
2024年11月14日