三井化学は11月12日、同社と丹青社の協業により開発したウインドウフィルム「ポジカ くっきりフィルム」が、優れた建築を生み出すことに貢献しうる製品、未来への布石となる製品に贈られる「みらいのたね賞」を受賞した事を発表した。
同賞は、⼀般社団法⼈日本能率協会(JMA)が主催する日本最大級の住宅・建築関連専門展示会「Japan Home Show & Building Show」の公式アワードで、毎年、建築分野で活躍する選考員が、同展の出展製品を対象に、テーマに基づき優れた建材・設備製品約10点を選出するもの。
8回目となる今年は、ゲスト選考員の納谷学氏(納谷建築設計事務所 代表取締役)らが、「~小さな気づきから~」をテーマに、総数約360点の中から「みらいのたね賞」14製品、「ゲスト選考賞」1製品を決定した。
受賞した「ポジカ くっきりフィルム」は、同社が開発した「くっきり色素」技術を用いることで、イエローライトを選択的にカットし、フィルム越しに見える景色を自然な見え方ながら色鮮やかに見せるウインドウフィルム。窓をとおして外界からの建築物に入る光をコントロールすることで、明瞭度の高い印象的な風景の見え方を提供するこれまでにないコンセプトが評価された。
なお、「みらいのたね賞」表彰式は、11月21日(木)14時20分から「Japan Home Show & Building Show 2024 」の講演会JHBSステージB会場(東京ビッグサイト・東1ホール)で開催される。また、11月20日(水)~22日(金)に開催される同展示会の会期中、受賞製品を同社ブース(ブース番号:1―B01)に出展する。
同社は「ポジカ くっきりフィルム」を通して世界を眺めることで、⼈々がより明るくポジティブになってほしいとの思いをブランド名に込めている。
「ポジカ くっきりフィルム」を窓に貼ることで、青空や海、緑の木々や赤い花などの色が濃く、鮮やかに感じられたり、青空に浮かぶ雲がより白く感じられたりする、ガラスの飛散を防止する機能と紫外線を99%カットする機能を持ち、室内を守りながら、より豊かな空間体験を提供するとしている。