日精エー・エス・ビー機械の2024年9月期連結決算は、売上高は367億7800万円で前期比5・7%増、営業利益は79億700万円で同10・3%増、経常利益は80億800万円で同15・2%増、当期純利益は57億7900万円で同13・6%増となった。
米州の売上高は121億1800万円で前期比113・9%となった。セグメント利益も18億300万円で同132・2%となった。堅調な中南米地域に加え、北米でも機械需要が回復した結果、売上高は過去最高となった。
欧州の売上高は75億2500万円で同109・9%となった。セグメント利益も10億8200万円で同148・9%となった。経済環境には不透明感が見られるものの、生活必需品に根差した中小型機の需要が堅調に推移した結果、売上高は過去最高となった。
南・西アジアの売上高は108億6400万円で同106・6%、セグメント利益も21億600万円で同148・4%となった。市況回復に時間を要しているものの、インド及び中東市場が堅調に推移した結果、売上高は過去最高となった。
東アジアの売上高は62億6900万円で同88・2%、セグメント利益も54億4800万円で同82・4%となった。大型機の出荷を次期に控えていることもあり、売上高は減益となった。
2025年9月期通期の連結業績予想は、売上高が410億円で同11・5%増、営業利益が90億円で同13・8%増、経常利益が91億円で同13・6%減、純利益が63億5000万円で同9・9%増を見込んでいる。