ヘルスケア事業は減収減益 相模ゴム工業の4~9月期

2024年11月20日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の25年3月期第2四半期決算は売上高は30億2400万円で前年同期比5・3%減、営業利益は3800万円で同86・1%減、経常利益は5億3800万円で同56・6%増、四半期純利益は3億9000万円で同168・3%増となった。
 セグメント別では、ヘルスケア事業の売上高は23億2100万円で同5・0%減、営業利益は4億2400万円で同15・5%減となった。ラテックス製コンドームが販売価格の見直しにより収益が向上したが、ポリウレタン製コンドームが国内需要の低迷やマレーシアからの仕入製品コストの増加により、減収減益となった。
 プラスチック製品事業の売上高は6億2200万円で同1・5%減、営業損失は5300万円(前年同期は300万円の損失)となった。販売価格の修正を行うも、販売数量減や不安定な原料価格により、厳しい収益環境となり、販売価格の再修正も検討すべき状況となった。
 入浴・介護サービス及びその他の事業の売上高は7900万円で同31・7%減、営業損失は4100万円(前年同期は3800万円の損失)となった。
 2025年3月期の通期連結業績予想は、直近に公表されている業績予想からの修正は無く、売上高は63億円で前期比3・1%増、営業利益が5億円で同14・6%増、経常利益は4億円で同2・7%増、当期純利益は2億4000円で同486・0%増を見込んでいる。

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