昭和ホールディングスの25年3月期第2四半期決算は、売上高が45億5200万円で前年同期比3・5%減、営業利益は8600万円で同31・7%減、経常損失は3億1000万円(前年同期は1億4300万円の営業損失)、四半期純損失は2億1000万円(前年同期は1億4000万円の純損失)となった。
セグメント別では、ゴム事業の売上高は10億9396万8000円で同16・4%減、セグメント利益は3461万8000円で同68・0%減となった。同事業の当中間連結会計期間における業績については、ゴムライニング事業とプレス関連事業に分かれている従来事業においては今年度は下半期特に第4四半期に売上が集中する見通しとなっており、上半期は低調に推移した。
従来事業のゴムライニング防食施工では、東日本における大手施工会社としてオンリーワン企業としての地位が確立され、積極的に営業拡大を進めており、順調に進捗している。しかし、同連結会計年度において後半に納品が集中している状況であること、現在の見積もり等が増加していることから、当期並びに中期に安定的に成長を目指すことが可能であると考えている。プレス関連商品も前年から値上げを行い、これにより利益率が改善しており、今後さらに改善すると考えている。
25年3月期の連結業績予想は、現時点では適切な予想をすることが困難なことから、業績予想の公表を差し控えている。