三菱ケミカルグループは11月19日、グループ会社2社が職場におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組みを評価する「PRIDE指標2024」において、最高ランクの「ゴールド」の認定を受けたことを発表した。三菱ケミカルは2年連続、田辺三菱製薬は6年連続の認定となる。
PRIDE指標は、一般社団法人work with Prideが2016年に日本で初めて策定した指標で、LGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティが働きやすい職場づくりに向けた企業・団体の取り組みを評価するもの。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティー)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で評価される。
同社グループはこれからも、属性に関わらず誰もが尊重され、違いを認めあえる環境づくりを進め、従業員一人ひとりの意思を尊重し、そのポテンシャルを開花させ、高いエンゲージメントをもって働き続けられるよう取り組んでいくとしている。
また、同社グループでは、LGBTQ+当事者に共感し支援することを表明する「Allyステッカー」を作成して、従業員の希望者に配布している。