旭化成は11月22日、同日開催の取締役会において、2025年4月1日(予定)を効力発生日として、同社の完全子会社である旭化成エヌエスエネルギーを吸収合併することを決議したと発表した。なお、同合併は完全子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略して開示している。
旭化成エヌエスエネルギーは、延岡地区への電気・蒸気の供給および電力市場での販売を目的として、新日本製鐡(当時)との合弁会社として2004年に設立された。2023年4月1日に同社の完全子会社となり、社内供給のみの運営となっていることから、さらなる事業運営の効率化を図るため、同社が旭化成エヌエスエネルギーを吸収合併することとした。
合併の日程は、取締役会決議日2024年11月22日、契約締結日2024年11月22日、実施予定日(効力発生日)2025年4月1日(予定)となる。
同合併は、同社については会社法第796条第2項に基づき株主総会の承認を必要としない簡易合併の手続により行う予定であり、旭化成エヌエスエネルギーについては会社法第784条第1項の規定に基づき株主総会の承認を必要としない略式合併の手続により行う予定となる。
合併の方式は、同社を存続会社とする吸収合併方式で、旭化成エヌエスエネルギーは解散する。
同合併は、同社の完全子会社との合併であるため、同合併による株式その他の財産の割当てはない。
合併に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱いに該当事項はない。
同合併後の同社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金および決算期に変更はない。
同合併による連結業績への影響は軽微となる。
2024年11月25日