ポリマーTECH Vol.23

2024年11月22日

ゴムタイムス社

ゴム・プラスチックの技術専門誌

『ポリマーTECH』は、年4回の季刊発行で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、技術者インタビュー、活躍する理系女子、最新技術・製品の紹介、ゴム・プラスチック業界に従事する方に役立つコラムなど、ゴム・プラスチックの業界の変化を捉えた情報をお届けいたします。
 ゴム・プラスチックの技術開発に携わる方ばかりでなく、販売や営業に携わる皆様が最新の技術動向への理解を深めるための一冊としてもご活用いただける技術雑誌となっております。
 ゴム・プラスチック業界の発展に向け、新しい取り組みのヒントになる情報を発信してまいります。

  • 判型:B5判85頁
  • 価格:本体2800円+税
  • 送料:350円+税
  • 定期購読:価格11000円(年4回発行)+税
    ※送料は4回分の送料(200円+税×4回)が別途かかります。
  • 発売日:2024年11月
  • 著者:ゴムタイムス社編
  • ISBN:978-4-908565-49-6

特集1 プラスチック・ゴム金型構造の特徴と自動化・省力化

◎樹脂流動解析ソフトウェアMoldex3Dを用いたゴム材料の解析事例紹介
㈱JSOL 牧晴也
樹脂流動解析ソフトウェアMoldex3Dについて、簡単操作・豊富な機能・高い再現性の3点の特長を中心にソフトウェアの概要を紹介し、液体シリコンラバー材料の成形についてMoldex3Dを用いて解析を行った事例を紹介した。

◎ブロー成形の基本と金型製作における効率化への取り組み
㈱関東製作所 丸山敬一
創業より長年ブロー金型製造に取り組んできた。製造過程において各セクションの効率化は製造業の永遠の課題である。特にソフトウエアをツールとして必要する設計・機械加工の効率化の取り組みについて紹介する。

◎自動車用大型プレス金型における型設計/型加工の基礎
本田技研工業㈱ 坂井裕
金型業界では近年の商品変化サイクルの激化に伴って、金型品質を保証しながら製作スピードを短縮することが求められている。本稿では最新の自動車用大型プレス金型に焦点を当て、その基礎的な設計手順や加工手順を解説する。

◎金型表面の防汚と洗浄 ~ゴム金型における型汚れへの対応~
(一社)日本ゴム協会金型研究分科会 (元・豊田合成㈱) 上嶋桂二
ゴム成形における、困りごとの上位を占める”型汚れ”について、金型での対応として、汚れにくい金型表面の追究~実用化の状況と、様々な金型洗浄法の特徴、留意点および、ベンチマーキングによる評価結果を概説する。

◎ゴム材料の特性を理解した金型活用
ゴム技術コンサルタント 大坪一夫
ゴム成形で注意しなければならないことは、ゴム材料の特性と金型構造が適合してことである。金型が完成してしまってからゴム材料の特性と適合していないからと言って、金型を作り変えるわけにはいかない。できればゴム配合変更はしない方が良いが、加硫ゴムの基本物性が大きく変化しないならば、予めゴム配合の変更を検討して置くべきであろう。

連載
第3回 光ナノインプリント
大阪公立大学 平井義彦

液晶ディスプレイと背面光源開発の歴史
第3回 液晶ディスプレイの拡大期(その2)
加藤技術士事務所 加藤秀昭

インタビュー
活躍するリケジョ/団体インタビュー
  
データ
プラスチック統計・ゴム統計

次号予告

ポリマーTECH Vol.23

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