三ツ星ベルトは11月20日、12月11日~12月13日に開催される「SEMICONJapan2024」に出展すると発表した。今回の出展では、近日発売予定の「メガトルクG2」や「スーパートルクG PLUS」をはじめ、その他の伝動製品や樹脂製品など、多彩な製品ラインアップを展示する。
会場は東京ビッグサイト・東1~8ホール、同社ブース位置は東3ホール、小間番号3810。
主な出展物としては、 「グリーンエコ」は、EPDMベースの配合ゴムを使用した環境配慮型のタイミングベルト。ゴムに環境負荷物質であるハロゲン化合物を含まないため、クリーンな仕様となっている。半導体製造装置の駆動箇所の中でも特にクリーンさが求められる箇所で使用できる。EPDMゴムの採用により、優れた耐寒性と耐オゾン性を備え、低温環境下でも使用可能。
近日発売の「スーパートルクG PLUS」は、従来のスーパートルクGに対し、伝動容量をさらに高めた製品。従来より高出力のモータを使用する場合、スーパートルクG PLUSを選択することで、ベルト幅を狭くすることができ、コストを抑えることが可能。プーリはスーパートルクと共通で互換性がある。
近日発売の「メガトルクG2」は「MTS3M/MTS5M」の二種類。伝動容量の向上によりベルト幅を狭めることができ、装置のコンパクト化と軽量化に貢献する。また、ISO準拠のSTPD歯形に対応しているため、オーダープーリを製作する必要がなく、このため、標準在庫プーリを短納期で用意することができる。ベルト以外にも、今回は超厚膜銅印刷基板と半導体接合用シンタリングペーストを紹介する。