旭化成は12月5日、Taiwan Semiconductor Manufacturing(本社:台湾 新竹市、以下「TSMC」)から、12月2日に開催されたTSMC 2024 Supply Chain Management Forumで行われた「2024 TSMC Excellent Performance Award」において、感光性絶縁材料「パイメル」の製品貢献が表彰されたことを発表した。
同社は、「Excellent Technology Collaboration and Production Support in Advanced Packaging」を受賞した。
この賞は、先端パッケージングでの卓越した技術コラボレーションと生産支援においてTSMCと協力し、優れたパフォーマンスを発揮したサプライヤーに贈られる。TSMCのCEOであるDr.C.C.Weiは、サプライチェーンと関連する産業の継続的な改善を推進するために、適時で高品質の専門的サービスを提供したサプライヤーに感謝の意を表した。
同社上席執行役員兼デジタルソリューション事業統括部長の植竹伸子氏は、「このたびの受賞をたいへん光栄に思います。当社はデジタルソリューション事業を『グループの次の成長を牽引する10のGrowth Gears』の1つと位置付けています。感光性絶縁材料「パイメル」は、長年培ってきた技術開発力と品質保証体制をベースに、顧客要求を満たす製品を開発してきました。今年度より新工場稼働も予定しており、スピーディかつ安定的な供給体制を整え、今後も最先端半導体プロセスに貢献してまいります」とコメントしている。