東洋紡は12月6日、同社のオウンドメディア「Voice by TOYOBO」がこのほど、日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構が主催する「第12回Webグランプリ企業グランプリ部門」において、「企業BtoBサイト賞」の優秀賞に選ばれたと発表した。
同社は昨年開催の同グランプリにおいてコーポレートサイトが優秀賞を獲得しており、2年連続の快挙となった。
Webグランプリは、ウェブサイトの健全な発展を目的として、優れた功績を残した企業および人物を顕彰する制度であり、「企業グランプリ部門」と「Web人部門」で構成される。本年の「企業グランプリ部門」には73社の計84サイトが応募し、11月18日に「企業BtoBサイト賞」をはじめとする各賞のグランプリおよび優秀賞が発表された。
同社は本年3月、社会課題解決への貢献を目指す製品・技術や現場関係者の思いなどを掘り下げて紹介するオウンドメディア「Voice by TOYOBO」を開設。“TOYOBOの体温を感じる現場の「声」をお伝えします”というコンセプトのもと、同社の製品・技術や取り組みなどについて、「カイシャの声」「セイヒンの声」「ゲンバの声」の三つのカテゴリーで、コーポレートサイトでは伝えきれない現場で働く従業員の思いを交えながら、さまざまな記事を掲載してきた。
同社創立者の渋沢栄一氏との関わり、世界トップシェア製品の開発秘話、総合研究所の探訪記や若手社員の座談会など、これまで掲載された記事はどれも、オリジナルキャラクターによる会話形式に写真を豊富に組み合わせた読みやすい構成を目指すとともに、関係者の熱がこもった内容となっている。
このたびのWebグランプリでは、オウンドメディアの一貫したコンセプトや、記事の多様性、オリジナルキャラクターを活かしたポップなデザインなどが高く評価され、企業グランプリ部門「企業BtoBサイト賞」の優秀賞を受賞した。同グランプリ事務局によれば、2年連続で受賞するのは「応募企業の中でも一握り」とのこと。
受賞を励みに、同社は今後も「Voice by TOYOBO」のコンテンツを充実させ、同社が世に送り出してきたさまざまな製品、技術、サービス、またそれらに関わる人々の思いを届けていく。
2024年12月09日