豊田合成が中電ミライズと締結 再エネ調達のオフサイトPPA

2024年12月11日

ゴムタイムス社

 豊田合成は12月10日、再生可能エネルギー(再エネ)の利用拡大のため、同社敷地外に新設した発電所から再エネを調達する契約(オフサイトPPA)を中部電力ミライズと締結したと発表した。
 同契約では、三重県に設置される水上太陽光発電所(2025年6月運転開始予定)からの年間1629メガワット時(CO2削減効果年間約740t)の再エネ電力を、同社が20年間にわたって購入する。
 同社の再エネ利用を拡大するとともに、再エネ電源の新設を促すことで、社会全体における普及にも貢献する。
 同社は、自社の生産活動などで発生するCO2排出量(スコープ1・2)について、カーボンニュートラル実現時期の2030年への前倒しを宣言(2023年)し、「生産技術革新と日常改善による省エネ」と「電力の再エネへの転換」を加速させている。
 再エネへの転換においては、今回のオフサイトPPAの他に、自社での太陽光発電や再エネ証書の活用などにも取り組んでおり、多様な手段を最適に組み合わせて再エネの利用を拡大している。

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